Project

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ママの声から生まれた「幼稚園弁当」

きっかけは、地元紙で見つけた「幼稚園弁当」の広告でした。

自分自身も子どもを持つひとりの親であるので、どんなお弁当なのかとても気になり、クライアントのもとを訪ねました。

お話をお伺いした帰り道、ふと思ったのです。

このお弁当にママたちのアイデアをプラスしたら…もっと素敵になる!

 

さっそく、地元のママたちには定評のあるウェブサイト、「ちょるまま」の協力を仰ぎ企画を立ち上げました。

メンバーを公募し、クライアントとの初めてのミーティング。

工場見学に始まり「幼稚園弁当」も試食。

いろんな意見や感想と同時に、今後の課題が少しずつ見えてきました。

クライアントとママたちが本音で向き合い、ミーティングを重ねることで、ママたちが望むお弁当のイメージが次第にはっきりしてきました。

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「子供ウケする外見」ではなく「地味でもほんとうに体にいいもの」、「昭和の味」、「なつかしさ」…

それらのキーワードをもとに、ママたちは各自、オリジナルメニューを考えてくれました。

時を同じくして、クライアントも新たなるメニューを考案。

なんと、18タイプものお弁当が試作品としてつくられたのです。

 

どれも目新しく、美味しい…ママたちの目の輝きから感動が伝わります。

その後、メインの料理も決まり、いよいよお弁当が完成に近づいたので、参加したメンバーで、お弁当の名前とキャッチフレーズを考えました。

 

「ココロもカラダもみんなにっこり こども弁当」。

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クライントの「食」への情熱とユーザーを大切にする気持ちと、子育てに奮闘するママの想いがひとつになった「こども弁当」。

そこには、「美味しさ」と「優しさ」がたくさん詰まっています。